モスクワ渡航
- Admin
- Mar 19
- 3 min read
Updated: Jun 1
昨年に続き、今年もロシアの首都、モスクワへ行ってきました。情勢が影響しているせいか、渡航に関する情報が少ないので、書き留めておきます。参考になれば幸いです。
<ヴィザ>
ロシアへの渡航にはヴィザが必要ですが、数年前からインターネットで申請できるようになりました。滞在は最長15日で、最短4営業日でヴィザが発給されます。3日以上の滞在には滞在登録が必要なのは従来通りで、対応できる宿泊施設や友人宅が必要になります。宿泊施設の予約は、現在、大手ネット予約サイトでは取り扱っていないので、ロシアのサイトから予約します。
<航空券>
Trip.comを利用しています。ネットでの評価は区区ですが、3年以上利用していて、一度もトラブルに見舞われたことはありません。国内ホテルの予約キャンセルをしたことがありましたが、数日後に返金処理が行われました。今回は帰路、上海で3時間のトランジットでしたが、モスクワで受け取ったチケットには上海ー東京便の搭乗口は記入されていませんでした。上海に到着するとTrip.comから出発時間、搭乗口を知らせるプッシュがスマートフォンにありました。非常に便利なサイトだと思います。
Trip.com (日本語)
<携帯キャリア>
楽天モバイルを使用しています。海外ローミングが2ギガ/月まで最低料金に含まれています。申し込み不要で、地域別の選択なども必要ないので、トランジット先でニュースやSNS、メールの確認ができます。北京、上海、モスクワでの使用は全く問題ありませんでした。2ギガを超えた場合には1ギガ500円で追加できますが、月を跨いだ場合には、翌月の2ギガが利用できるので、計画的に追加しましょう。
<クレジットカード、現金>
現在、ロシア国外で発行されたクレジットカードは利用できません(銀聯は確認できませんでした)。
現金かロシアのデビットカードMIRで支払うことになります。現金で支払う場合には、円からルーブルへの両替は場所が限られている為に、日本でドルやユーロなどに両替しておいた方が良いでしょう。
タクシーではお釣りがなかったり、スーパーでは逆に大量のコインでお釣りが返ってくるのが嫌な場合には外国人旅行者向けデビットカードMIRが作れます。場所はシェレメチェボ空港ターミナルC1階で、ファーストフード”フク―スナイトーチカ”横にあります。YooMoneyと書いてありますが、ガラス張りの事務所で分かりづらいので注意です。
スタッフの対応はロシア語、英語、中国語で、スマートフォンとパスポートが必要になります。スマートフォンにアプリをインストールして、スタッフの言われる通りに入力して登録。カードを受け取って終了です。登録料は無料です。
カードへのデポジットは隣にあるSBERBANKのATMで行いますが、空港の両替レートは非常に悪いので、ルーブルを持っていない場合には市内に出るまでの分を両替して、そのあとは市内で両替、デポジットした方が良いでしょう。SBERBANKのATMは手数料無料です。カードの期限は5年。アプリからバーチャルカードも作れます。
Yoomoney(シェレメチェボ空港サイトへリンク)
<その他>
出発前に準備した方が良いのはタクシー配車アプリYandex Go。日本国内で登録できます。利用方法は国内の配車アプリと変わりません。行先を選ぶとタクシーのグレードと料金が表示されるので、タップすれば終了です。しばらくするとタクシーのナンバーと運転手が表示されるので、指定した場所で待っていればOK。外国人旅行者用MIRカードも登録できます。
Yandex Mapもインストールしておいた方が良いです。Google Mapの情報は古く、ナビゲーションを使うとGPSの狂いが原因で、とんでもない場所にいることになります。
Yandex Go App Store Google Play
Yandex Map App Store Google Play